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静岡県駿東郡清水町八幡61−1

吐く・下痢をする

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こんな症状はありませんか?

このような症状が見られたら、以下の病気などが考えられます。


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  • よく吐く
  • 下痢をする

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★Point dog

犬の病気


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★Point dog01

食物アレルギー

犬の食物アレルギーは食べ物(主に蛋白質)や食品添加物への過敏な反応で起こり、皮膚や胃腸にさまざまなトラブルを起こす病気です。「食物過敏症」とも呼びます。

原因としてよくあげられる食べ物は肉類(牛、豚、鶏)、卵、乳製品、穀物(大豆、トウモロコシ、小麦)などです。これらのアレルゲンに過敏な体質を持った犬は、食事による摂取で、皮膚炎の症状(強い痒み)の他に、腸への刺激によって慢性的な嘔吐や軟便、下痢などを起こす場合も多いです。

アレルゲンを除去した食事で1~2か月以内に改善する(除去食試験)場合が多く、通常の食生活に戻すと1~2週間で下痢や皮膚炎が再発します(負荷試験)。他にも皮膚炎の原因になるものがないか、総合的に診断します。

このような症状がある愛犬は食物アレルギーの可能性があります

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 皮膚の痒み

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★Point dog02

慢性炎症性腸疾患

慢性炎症性腸疾患

慢性炎症性腸疾患(IBD)とは、胃腸に慢性の炎症を起こす病気です。はっきりとした原因はわかっていませんが、何らかの遺伝的な異常によって、食事や腸内細菌などに関連した胃腸粘膜の免疫異常が生じ、慢性の胃腸炎が起こるものと考えられています。3週間以上にわたる慢性的な消化器症状(嘔吐、下痢、血便、食欲不振)や体重減少などの症状が見られます。

診断には血液検査、糞便検査、レントゲン検査、超音波検査、必要に応じて内視鏡検査を行います。

治療は食事療法、ステロイド、免疫抑制剤、整腸剤、抗生剤などを使用します。食事療法、ステロイド以外の薬を併用することで、いかにステロイドの使用量を減らすかが治療のポイントになります。

このような症状がある愛犬は慢性炎症性腸疾患の可能性があります

  • 嘔吐
  • 下痢・血便
  • 体重減少

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★Point dog03

膵炎

膵炎

膵炎とは、膵臓に炎症が起こり、嘔吐や腹痛などの消化器症状が生じます。最初は食欲不振や嘔吐、下痢などの症状が出ますが、重症化して他の臓器まで炎症が広がると、黄疸や発熱、呼吸が速くなるなどの症状がみられます。

原因としては高脂肪の食事、肥満、内分泌疾患(甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症・低下症)、麻酔など様々です。

検査は血液検査、画像検査などで総合的に判断します。

治療は点滴、吐き気止め、鎮痛、栄養管理、抗炎症治療などを行います。急性膵炎の場合、重症化すると命に関わるため入院して治療を行います。膵炎は再発することが多いため、治療後も注意が必要です。

このような症状がある愛犬は膵炎の可能性があります

  • 嘔吐
  • 食欲がない
  • お腹を痛がる

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★Point dog04

胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)

胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)

胆嚢粘液嚢腫とは、胆嚢という胆汁を貯める袋にゼリー状の粘液が溜まり、胆汁の分泌障害や胆嚢破裂を引き起こす病気です。このうち胆嚢破裂による胆汁性腹膜炎は胆嚢粘液嚢腫が起こす合併症の中でも緊急性が高く最もこわい病気です。

原因としては内分泌疾患(副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症)、高脂血症、胆嚢の運動性低下などが報告されています。嘔吐、下痢、食欲不振などの症状がみられますが、軽度の場合は無症状な事が多いため健康診断などの超音波検査で発見されることが多いです。

治療は手術(胆嚢摘出)と内科療法があります。長期的な予後は内科療法に比べ手術の方が期待できること、手術適期を逃すと手術死亡率が上がることから、当院では手術を第一に提案しています。内科療法としては低脂肪食、利胆剤(状況により使用不可)、抗生剤、内分泌疾患がある場合はその治療も並行して行います。胆嚢破裂が見られる場合は緊急手術が必要になりますが、症状がない子に比べ手術死亡率は格段に上がるため、胆嚢破裂を引き起こす前に手術を行うことが推奨されます。

このような症状がある愛犬は胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)の可能性があります

  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 食欲がない
  • 黄疸

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★Point dog05

胃の腫瘍(腺癌)

わんちゃんの胃に発生する腫瘍は約70%が腺癌という悪性腫瘍です。特にフレンチブルドッグに多くみられます。腺癌は胃の小弯や幽門部(胃の出口)に発生しやすく、食べたものが胃から出づらくなってしまいます。腺癌は硬いため、お腹を触ると硬くなった胃を触れることがあります。診断は血液検査、レントゲン検査、超音波検査(エコー検査)、内視鏡検査などを行います。治療法は外科手術を行い、癌を切り取ります。ですが、腺癌の予後は悪く、外科手術を行っても多くの場合6か月以内に亡くなります。そのため、外科手術を行うか、または緩和療法を行うか、ご家族と相談して治療方針を決めていきます。

 


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★Point cat

猫の病気


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★Point cat01

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは甲状腺の組織が増大したり、腫瘍によって甲状腺ホルモンが過剰に分泌される疾患です。高齢の猫に多くみられ、症状としては食べているのに痩せてきた、または食欲不振、攻撃的になる、嘔吐、下痢などがみられます。

診断は血液検査、ホルモン測定、また他の病気が隠れていないか画像診断などを行うことがあります。

治療は抗甲状腺薬の飲み薬、手術(甲状腺摘出)などがあります。抗甲状腺薬を使うと元々隠れていた腎機能低下がみられるようになり、抗甲状腺薬の使用を調整したり、腎不全の治療を併用する場合もあります。

このような症状がある愛猫は甲状腺機能亢進症の可能性があります

  • 嘔吐
  • 下痢・軟便
  • 体重減少
  • 攻撃的になる

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★Point dog02

胃の腫瘍(リンパ腫)

猫ちゃんの胃に発生する腫瘍はリンパ腫が最も多いです。頻繁に吐く(血が混ざることもあり)、痩せてきた、食欲が落ちた、などの症状がみられます。高齢の子に多いですが、若くても発症することがあるため、注意が必要です。診断には超音波検査(エコー検査)が有効で、胃や周囲のリンパ節が腫れていれば針生検(針を刺して細胞を取ってくる検査)を行うことで診断がつく場合もあります。診断がつかなければ内視鏡検査を行います。治療はリンパ腫が限局している場合は外科手術を検討しますが、抗がん剤で治療する場合が多いです。


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★Point cat03

消化管リンパ腫

胃腸管リンパ腫

猫に最もよく見られる消化管の腫瘍です。消化管のみに発症していることもあれば、腸間膜リンパ節や肝臓などにも及んでいることがあります。高齢で見られることが多いですが、若齢でも発症することもあるため注意が必要です。症状は慢性的な嘔吐、下痢、食欲不振、体重減少などがみられます。消化管に腫瘍ができている場合には腹部触診で触知できることもあります。

診断は超音波検査が有効です。消化管に変化が見られたり、腸間膜リンパ節が腫れている場合には針を刺して細胞を観察します。それでも診断がつかない場合は内視鏡検査や、開腹下で針先よりも大きな組織を採取し、病理検査を行います。

治療は、悪性度が高い消化管リンパ腫には抗がん剤(多剤併用化学療法)を行います。対症療法のみを行った場合の生存期間は非常に短く、生存期間中央値は5~14日程度です。抗がん剤で治療した場合、寛解期間中央値(治療を受けた集団で、症状がおさまっている人の割合が丁度50%になる期間)は281日と報告されています。また、病変が一部に限られている場合には手術を行う場合もあります。

悪性度が低い消化管リンパ腫には抗がん剤とステロイドの飲み薬を使用します。寛解期間中央値は786日と報告されています。

このような症状がある愛猫は消化管リンパ腫の可能性があります

  • よく下痢をする
  • よく吐く
  • 体力の低下

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★Point cat04

膵炎

膵炎

膵臓から作られた消化酵素は腸に運ばれてから働きますが、何らかの理由で膵臓内で働いてしまうと膵臓自体を消化してしまい膵炎が起こります。重症化すると合併症を引き起こし命に係わる場合もあります。

猫の膵炎は原因不明な点が多く、犬で見られるような典型的な嘔吐、下痢、腹痛などの症状が見られない場合もあり、診断が難しいケースがあります。また、犬と異なり胆管炎、胃腸炎を併発しやすく三臓器炎と呼ばれます。膵炎が起こりインスリンを分泌する部分に障害がでると糖尿病などの病気を併発し、重症化することもあります。

検査には血液検査、レントゲン検査、超音波検査などを行い診断します。

治療は急性膵炎の場合には入院して点滴、吐き気止め、鎮痛、栄養管理、抗炎症治療などを行います。猫の場合、早期に栄養補給をしないと肝リピドーシスという肝臓の病気になるため、鼻からカテーテルを入れて栄養剤を与えることもあります。

このような症状がある愛猫は膵炎の可能性があります

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲がない

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★Point cat05

腸閉塞

腸閉塞

腸閉塞とはおもちゃ、紐、タオルなどの誤食により、消化管(胃や腸)の内容物が通過できなくなる状態(閉塞)をいいます。超音波検査やバリウム検査により閉塞が確認できた場合は手術や内視鏡による異物の摘出(外科的治療)を行います。ただし、発症から治療までに時間がかかると腸の血行障害から壊死が起こり、命に関わります。早期の治療が必要になるため、嘔吐や食欲不振などの症状が続く場合はすぐにお連れいただくこと、身の回りに誤食するようなものを置かないことが重要です。猫は紐などで遊ぶことが多く、誤って飲み込んでしまうと腸に絡んだ糸が腸を裂いて腹膜炎を起こすことがあるため注意が必要です。

このような症状がある愛猫は腸閉塞の可能性があります

  • 嘔吐
  • 元気がない
  • 食欲がない

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当院の治療について


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負担の少ない食事療法

特徴1

負担の少ない食事療法

飼い主様にもわんちゃん、ねこちゃんにとっても負担の少ない、その子に合った食事をご紹介致します。

安易な対症療法は行いません

特徴2

安易な対症療法は行いません

見た目では分からない潜んでいる病気を見つけ出すため、血液検査やレントゲン、超音波検査など必要な検査を実施し、適切な治療をご提案します。

内視鏡検査も可能

特徴3

内視鏡検査も可能

内視鏡検査を得意とした獣医師が在籍しています。

豊富な検査機器で結果がすぐわかる

特徴4

豊富な検査機器で結果がすぐわかる

当院には検査機器が豊富に揃っているため、当日に検査結果のお伝えが可能です。


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治療の流れ


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1
問診

いつから、どのような症状が出ているのか?消化器症状の他に何か症状が出ていないか、など気になる症状の経過について注意深く問診致します。

問診

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2
触診

全身の身体検査、特に腹部は慎重に触診致します。

触診

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3
検査

診断を確定するために検査を実施します。消化器系の疾患はレントゲン検査、超音波検査などの画像検査が非常に重要です。その他必要に応じて血液検査なども実施します。

検査

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4
治療

苦痛を速やかに緩和できる治療法を第一にご提案させていただきます。治療には副作用などのデメリットを伴う場合がございますので、飼い主様に十分な説明をした上でご安心・ご納得頂ける治療を行います。

治療

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診療料金

症状 診察料 検査・治療 お薬代
軽度 880円 -

130円〜/日

調剤料

中程度 880円

検便 1,500円

点滴・注射 2,900円〜

130円〜/日

調剤料

重度 880円

検便 1,500円

血液検査 9,400円~

レントゲン検査8,800円~

超音波検査 6,600円~

点滴・注射 2,900円~

130円〜/日

調剤料

※体重5kgまでの場合の診療料金です。


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