がん（悪性腫瘍）治療には様々な選択肢がありますが、その選択肢の中の１つである「抗がん剤」についてご紹介します。
抗がん剤は細胞を障害する作用を持つ薬剤であり、がん細胞のみを攻撃する薬ではありません。一緒に正常な細胞も攻撃を受けることにより、副作用が発現します。抗がん剤の種類によって考えられる副作用は異なりますが、代表的な副作用には血球減少、消化管障害（嘔吐、下痢）、食欲不振、脱毛など様々なものがあります。しかし、実際に入院を必要としたり、命に関わるほどの重度な副作用を発現する確率は低いと言われています。抗がん剤による治療は症状の改善、生活の質の向上、延命などの効果が期待できます。
当院でも抗がん剤治療を行っておりますので、詳しく知りたい方はご相談ください。