今日は皮膚疾患の一つである犬アトピー性皮膚炎についてご紹介します。
犬アトピー性皮膚炎とは??
アレルギーを引き起こす物質(抗原)が犬の体内に侵入した際に免疫システムが過剰に反応することで、慢性的な痒みが引き起こされる病気です。若齢期(生後6か月~3歳ごろ)までに痒みが出始めます。
飼っているわんちゃんにこのような症状は出ていませんか??
□脇の下、下腹部、指の間、、目や口の周囲、耳の痒み
□脱毛している
□皮膚の黒ずみ(色素沈着)
□掻き壊し
このような症状がみられた場合は一度診察をおすすめします。
治療方法は??
皮膚の状態に合わせた痒み止めのお薬(ステロイドなど)を用いたり、薬用シャンプーで肌の敏感さを軽減させます。
★体質が原因となっている疾患のため、完治させることはできません。生涯お付き合いが必要な病気になりますので、快適な生活を送るための痒みの管理がとても重要です。